時代に合わせて教育が変わらなきゃいけないといわれだして、もう何年経つんでしょうか。
少なくとも、僕が10代だった頃からそういう考えや情報には触れていましたから、少なくとも20年以上は前からでしょう。
ここ数年でタブレットやインターネット、動画などいろいろな学習ツールが現れました。
ペーパーレスだったり、複数教科を有機的に繋がて学ぶ分野横断的学習
プロジェクト型学習(PBL)やワークショップ、インタラクティブティーチングやアクティブラーニングなど手法は様々です。
また、プログラミングや起業家教育、英語、英会話
学んだ方がいいこともたくさん出てきています。
とはいっても、どんな場面でも
新しいことに挑戦する人はまだまだ少なくて、結局今まで通りやらされてきたことをやってるだけの人が多いと思います。
高校生までなら受験勉強
大学生なら単位や就職の役に立つとされている活動
社会人になれば、仕事で学ばなければいけないこと、というよりも学んでいればいい方じゃないか。
学生時代からずーっと、イヤイヤやっていたり、楽しくもないけどやらなきゃいけないからやっていたりするわけだ。
親世代までなら、まだこれでよかったんだと思う。
みんなと同じことをする中で優秀であることが、将来の収入や豊かな生活に直結していた時代だったから。
時代が変わった今では、大人も子どもも心のどこかで「今までのままじゃだめなんだろうなぁ」と感じていながらも、どうしていいかわからないから「今まで通り」を続けているのが現状じゃないか。
時代の変化についていけず、変化の波が収まるのを待っている。
動き出すのは、波が収まってからでもいいだろうと。
残念ながら変化の波は収まることはないし、これからも波は起こり続ける。
だから、いち早く今までのルールを手放し、エイやっと飛び出す決断を迫られている。
受験・就活・キャリア
どんな場面でも「これから何を学んでいけばいいのか」と聞かれることがあるが
その質問の仕方の根底にあるのは「何をすればいいかを自分で考えたくないので、答えだけ教えてください」という姿勢です。
この姿勢がそもそも、何も考えずにやることをやるという、旧来の教育の成果であり脱却しないといけないことだと気付く必要がある。
これだけ多様性に溢れ、一つ一つの個性にアクセスし学ぶことのできる環境が整った時代は過去にみないと思います。
学びたいことを学びたいときに学びたいだけ学べばいい。
誰かにいわれるからではなく、「自分がやりたいからやる」
そういう動機で動き出すことで育まれる力が重要になってくる。
それに伴って、こどもの周りにいる大人が
その環境を作れるかどうかが問われているわけです。
現代SAMURAI塾では、この環境を作っています。
時々見学に来る人もいますが、何故、所属する塾生らが主体的に自ら考え行動するのかわからないことが多いです。
何も教えていないし、強制することもありません。
塾生同士で学びたいことを学び、互いに高め合い、妄想と想像を形にしていく力を身に付けています。
誰かに評価されるための学習は、「させられていること」
「させられていること」をするのは、誰かに評価されるため。
それでは、考える力も創造性もどんどん衰退して、やがて考えることを放棄するようになるかもしれません。
本当の意味で考える力が身に付く環境に身を置きたいですね。
ありがとうございました。
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