「考えて行動できない」とお悩みの方はいませんか?
その原因は、これからご紹介する最悪の勉強習慣が身に付いているからかもしれません。
この記事でご紹介するのは、
考える力や学力を高めたい、主体的に判断、行動できる資質を磨きたい方は避けるべき最悪の学習習慣です。
1.日常的にやりたいことをやっていない。
一般的に「考えて行動する」人になるためには、論理的思考力が必要だと思われています。
しかし、そこには大きな落とし穴があることに気付くことが重要です。
その落とし穴に気付かず、論理的思考力ばかりを鍛えると
望む結果と正反対の結果を引き寄せることになります。
多くの人が想像している考える力は
論理的思考力ではなく、クリエイティビティ(創造力)によって得られます。
論理的思考力<創造力
2.論理的思考の罠
論理的思考力とは、一貫性のある思考や筋道の立った話の展開のことをいいます。
実はこの論理的思考は、身近なもので、誰もが持っている能力です。
例えば、
学校に行きたくないとき、「ちょっと体調がよくないな」「今日は嫌な授業がある」
ダイエットしている最中でも、先週はかなり食事制限もしたから
このケーキくらいは食べても大丈夫
など、本人の中には論理性があります。
論理性には、正しいも間違っているもありません。
本人が望んでいる結果に対して、論理性を発揮することになります。
やりたくないことを目の前にしたとき、人はやらない理由を探す天才になれます。
では、どうすれば積極的に行動できる資質が身に付けられるんでしょうか。
それは、正しい目標設定が重要になります。
3.創造力を発揮する目標設定
目標設定というと、学生の場合すぐに思いつくのが
「○○高校合格」「○○大学合格」が思い浮かぶでしょうか。
志望校と呼ばれるものが、目標とされています。
先生たちもよく、「目標になる志望校を決めなさい、決めればあとは勉強するだけだ」と仰ると思います。
論理的には、そうなんですが
私たち大人も含めて、目標を決めたところで、勉強したでしょうか?
ほとんどの人がしていないでしょうし、したくてもできない自分に困っているわけです。
その原因は、目標設定の仕方が間違っているからです。
今、抱いている目標をもう一度見つめなおしてみてください。
「他のことに比べたら、そうなった方がいいかな」「お得かな」「損しないかな」
「高い目標を持っているねって、人から尊敬されるかな」
そんな目標になっていたら、設定の仕方を誤っている可能性が高いです。
目標とは、心の底から「そうなりたくて仕方ない」ものを設定します。
「どちらかと言えば、その方がいい」程度だと、
モチベーションを高めて、行動するには至りません。
頭の中では、「いかに行動しないか」ということに創造力をフル活用しています。
もう一度、「私が本当に望んでいることはなんだろう」と自分自身に問いかけてみてください。
目標設定を誤ると「やらなきゃいけないのはわかってるけど…」となりやすいのです。
目標に向かって、次々と行動できる目標設定ができるようになるためには、「やればできる感」をしっかりと高めておくことが重要です。これを自己効力感(じここうりょくかん)といいます。
4.自己効力感を高めるには。
答えは簡単です。
日常から「やってみたい」「ワクワクする」と感じたことをできる限り実現するために行動することです。
人にとって最もストレスなのは、「思い通りにいかない」ことではなく、
「したいことの為に、行動しないこと」です。
ここで勘違いしてはいけないのは、「実現する」ことが結果ではなく
実現の為に、今できることを実行することが重要です。
「ワクワク」や「やってみたい」には根拠はありませんが、
本人の中では、それだけで行動するには十分な理由になります。
そんな経験をたくさん積んでいると、「やりたいことは実現できる」という自分になれます。
そこで、大きな目標が自ら設定できれば、自ずと「何をすれば達成できるか、近付けるか」を創造的に考え、行動することができます。
「我慢すること」を教える必要はありません。
我慢とは、やりたくないことをイヤイヤやることです。
やりたいことを実現するために、生きたことがない人に
やりたくないことを我慢して取り組む練習をすれば、自ずと考えない人間になってしまいます。
それよりも「やってみたい」「いってみたい」の為に行動する経験です。
実現・達成したいことができたときに、必ず辛抱することが付いてきます。
その中で、辛抱強さ、粘り強さ、創意工夫を経験しながら身に付けていけばいいのです。
人が自由に生きられる社会
「好きなこと」で社会貢献して生きていける世の中をつくる
次の時代のリーダーを育成するためにこれからも活動していきます。
コメント